アエコビ(Aecovi)は、共同組合などの法人(個人は除く)を対象とした協同組合として位置づけられ、セビリア県とカディス県にまたがるブドウの産地マルコ・デ・ヘレスの協同組合4団体で組織される連合会です。この協同組合の定義はどんなに法的見地からは申し分ないものでも、ここ数年アエコビで展開されている業務機能や作業の大まかな説明にすぎません。
実際、アエコビはただの協同組合を超えた組織であり、ブドウ畑を大切にし、カディス県で遥か昔からブドウ栽培に携わる男女労働者が尊重されるよう支援、また手造り同然の製法によるワイン醸造のサポートもその業務に含まれます。しかも、いずれも、最も近代的で革新的なブドウ栽培およびワイン醸造法の実践をないがしろにするのではなく、むしろ、それを目的とした出資も行っています。
アエコビは、もちろん一企業であり、その最終目的として、加盟する協同組合の商品流通が挙げられます。しかし、農地管理、環境保全、ブドウ栽培農家への日々の支援は手段でなく、それ自体が達成されるべき目的であり、これらは企業が展開する事業活動の一環であることを決して見失うことはありません。
アエコビがワイン、ビネガーそして調味料の自社ブランドを開発し、ワイナリーとして市場に参入しようと決断したのは2008年のことでした。その瞬間から、差別化戦略として、小規模ブドウ栽培農家の優れた手腕と、若くて精力的なだけでなく、もちろん十分な技能を備えた優秀なスタッフがもたらす近代的ワイン醸造法を組み合わせる事業方針を掲げました。しかし、これはワインボトルの裏ラベルや宣伝パンフレットに記載されるキャッチフレーズのことだけではありません。端的に言うと、このスタッフが、加盟する協同組合(アエコビに協力する一部のワイナリーのブドウ畑も含む)の全ブドウ畑への統合生産システム導入を担当しているからで、これは環境に優しい生産法と製品を用いた持続可能な生産の約束を意味してます。
ブドウは「統合生産」の認証を得ていますが、それはアエコビがお届けする商品の品質を物語る唯一の証ではありません。アエコビは、加盟する協同組合4団体と同様、ISO9001が認証されており、またアンダルシア州政府による品質マーク「Calidad Certificada(品質保証)」付き、そして言うまでもなく、ワインやビネガーは原産地呼称ヘレス・ケレス・シェリー・イ・マンサニーリャ・サンルーカル・デ・バラメダ(シェリー酒)、およびビナグレ・デ・ヘレス(ビネガー)の認証を受けています。一方、白ワインと赤ワインは、原産地呼称ティエラ・デ・カディスに属します。